量より質

10月に入りましたが、暑さも続き夏の疲れが出てくる時期です。

日本の夏は湿度が高いため体温の調節がしにくく、冷房の効いた室内と外気との寒暖差が大きくなっているため自律神経のバランスが崩れやすく、疲れ・だるさ・食欲不振などの症状がでることがあります。

また、食欲不振になると必要な栄養素が不足し疲れが摂れにくくなり、夏バテが長引いてしまいます。

<バランスの取れた食事>

一品料理ではなく主食・主菜・副菜を組み合わせた1日2回以上を摂ることが望ましいです。中でもビタミンB1は夏バテ予防に欠かせません。

ビタミンB1…糖質を効率よくエネルギーに変換する作用を持ちます。そのため、丼もの麺類だけの食事やお菓子、ジュースなど糖質を多く摂る食事では、より多くのビタミンB1が消費されるためビタミンB1の需要が高まります。

ビタミンB1を多く含む、豚肉・うなぎ・玄米・豆類などあわせて、にら・玉ねぎ・長ネギ・ラッキョウなどに含まれる「アリシン」がビタミンB1と結びつくことで、疲労回復の効果を持続させることが期待できます。

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