手のこわばり、関節のいたみありませんか。閉経を迎える50歳くらいになると、女性ホルモンの分泌量が大きく低下します。低下により不調が表れやすくなり、そのひとつが手指のトラブルです。
手のエクササイズで、筋肉の緊張がとれて血液の流れが良くなり悪化を防ぎます。両手の指をピンと伸ばして、思い切り広げる、すべての関節をしっかりまげて手をぎゅっと握る、広げるを繰り返す。痛みが強いときは、まずは安静に。
手指を冷やさない
手指の末端が冷たいという方は多いです。1日の終わりにお風呂で全身の血行を良くするほか、温かいお湯を洗面器にはって15分程度手を浸す手湯もおすすめします。手だけではなく、足湯も同様です。
スマホ、パソコンの負担を軽く
スマホ、パソコンの使いすぎにより症状が悪化する方がいらっしゃいます。手指の負担を軽くするキーボードを取り入れたり、手首、手指のストレッチも取り入れましょう。
大豆食品を食べる
日々の食卓に大豆食品を積極的に取り入れることで、女性ホルモンの乱れによる不調を緩やかにできます。大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」は腸内細菌の働きによって女性ホルモンに似た成分が作られるそうです。